日本最北端ツアー その13 礼文島トレッキング④

 難所、ゴロタ岬を後にしたキロポスト。

 ここからは一転して、下りの道程となります。下りと言っても優しくなかったけどね!

 だいぶ下ってから、改めて鉄府方面を。うーん、いい眺めだ。

 皆さん、お気づきかもしれないけども、視界を遮る木々がないですよね。一面の草原。

 これって、ありそうでない景色ですよ。おそらく、日本でも礼文島でしか見ることができないと思う。

なんだか不思議な風景です。緑色のクレパス画を見ているかのよう。

 

 ねえ!?あきれるくらい草原が広がっているでしょ?

 礼文島のほぼ全島がこんな感じ。島中に緑のジュータンを敷き詰めたような感じ。

先ほどのゴロタ岬です。実は峻厳な地形だった!

そして、表現しきれないほどのキレイで輝く海が広がっていた!

自分は、こんなに綺麗な海の写真を撮ったのは初めてです。なんと形容していいのか。

おそらく、だれが撮影しても、美しく撮れたと思う。

皆さん、海と空の境目がわかりますか?一見ではわかりづらい。

日本の最北端の島では、海と空が一つになっています。この不思議な景色を見ることができるのは、利尻島と礼文島だけ!!

鉄府の町が近くに見えてきましたね。

自分も北海道の端っこに住んでいるし、小さな字町なんて見慣れているんだけど、この礼文島の鉄府の町を見て、失礼な表現かもしれないけども、ここにも人が住んでいることに感動してしまった。

本州、特に東京や大阪などの大都市の皆さん、日本の最北端にある島の、さらに北の「でっぱり」のところにも、同じ日本人が住むささやかな街があります。日本にはこういうのどかな海に囲まれた場所もあるんです。

 道標を発見。いよいよ地上に降り立ちます。

結構な坂道を降りて、ようやく山道を終えました。振り返ってみたところ。

サンダルや滑りやすい靴は厳禁です!

これでようやく全体の半分ほど。

続く!

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