日本最北端ツアー その5 利尻島から礼文島へ

 さて、利尻島での美味しい夜を終えた翌日は、礼文島へ移動する予定。

 その日の利尻島は快晴でした!

 

  これはお世話になった民宿の裏に広がる日本海の様子。

とても綺麗で、静かな海になっていました。

礼文島行きのフェリーの出航時刻は早朝であったため、民宿の方に早めに鴛泊港まで送ってもらうことになりました。

その移動途中で、素晴らしい景色を見せていただきました!

こちら。何かわかりますか?

そう、礼文島が見えているんです!

場所は利尻島の北部。矢印の方向を眺めています。7

 これが予想以上に距離が近いんです!!

 皆さん、お手持ちの地図をご覧ください。地図上では利尻島と礼文島は、結構、離れているように思いますね。

 実際、利尻島と礼文島の距離は19キロくらいとのこと。船でも20分くらいの距離。

 札幌駅からほしみ駅、もしくは江別駅までと同じくらいだそうです。(なお距離はかなり曖昧なので、正確な数字は自分で調べてね)

 礼文島を間近に見ることができるスポットでした。

 ・・・・・それだけではなかった!

 立ち去ろうと振り向いた瞬間、あの姿が視界一杯に広がっていました!!

 いやあ、雲にかかっちゃって残念なんだけど、利尻富士が見えていました!雲の動きが速いのですべて隠れてしまっている姿しか残っていないのですが、雲もなくなった瞬間がありました!!

 これは利尻富士のふもと付近の稜線です。

 利尻島は、噴火してできた山が形成している島。

 で、これは何でしょうか?

 これは利尻富士が噴火した際に噴出した時の岩石。

 利尻島は約200万年前に、活発な火山活動によって生まれたそうです。

 この岩石は、利尻島誕生のころを残す証。

 じゃあ、礼文島も噴火でできたのか?というと、そうではないそうで、礼文島は利尻島の誕生以前に、海底の隆起によって生まれたそうです。

 利尻島と礼文島は、まるで双子のように並んでいますが、その誕生の仕方は正反対です。

 道北ではこのほか、稚内にある宗谷丘陵など、地形・地学を知るのに適した、ダイナミックな風景を見ることができます。

 

 そんなこんなでついに港に到着。

 民宿の方とはここでお別れ。お世話になりました!!

 

 周辺はこんな感じ。

 お土産屋さんが並んでいます。

 特産のウニも売ってたよ!!

港はかなり立派で新しかったですね。お盆だけに、多くの利用者で混雑していました。

 中も広くてきれいです。

 フェリー乗り場の食堂のウニ料理は有名だそうです。でも営業時間には要注意!早朝はやってません。

 待合室の大きな窓からは、先ほどの山が見えます。

 フェリー出発時に、島の方が見送ってくださいました!

 ありがとう利尻島!!

 また来るぞ!!

 続く

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