山線各駅制覇の旅は、まだ一つを終えたのみ。
続いての駅は共和町にある小沢駅です。
こちらです。
小沢駅は共和町の中心街から離れたところにある、山に囲まれた駅です。
待合室は案外狭かったですね。
早朝に訪れたためかもしれませんが、利用者は結構、いました。駅前の駐車場には5台くらいは止まっていました。
ホーム側からの様子。
で、ですね、右手のロープが気になると思うのですが、いったいどうなっているんでしょうか?
こんな感じで、線路が撤去されているのです。駅に入る前のところで寸断されていますね。
どうやら向かいのホームだけが使用されている模様。
こちらが利用されているホーム。
ローカル線の駅の雰囲気が出ていて良いですね。
小沢駅の夏は、森に囲まれて過ぎていくようです。
では、向こうのホームに行ってみましょう!
しかし、立派なこ線橋ですね!
一目見た時から、その威容に圧倒されていました。これは貴重な文化遺産だ!!
さっそく侵入!天井は低めです。
こういうのを見ると一気に怖くなってしまう。
天井の作りも凝っていますね。
今では近代的な駅ばかりになりましたが、昔の駅ではちょっと視線を上に向けるだけで「職人芸」を見ることができます。
さあ、ホームに降り立ちましたよ。
右が下りで小樽方面、左が登りで長万部方面。
なかなか規模の大きな駅のようにも思えます。かつては利用者も多かったようですね。
登り方面、下り方面、の画像。
「山線」は、その名の通り、ほぼ山地の中を走っているため、ほとんど平地は見られません。この小沢駅も、山と山の間の少し開けたところに町ができた感じ。
全国の皆さん、日本にはこうやって夏を過ごす駅もあります。
この辺りはとても静かな世界。時折、鳥の鳴き声も聞こえます。廃線になれば緑の中に埋もれてしまうことが、素人でも予想できます。
これも確かに北海道の夏の風景。
山間に隠れるようにたたずんでいる小沢駅。
なんだか懐かしい気持ちがわいてきます。
ぜひ、夏にこの駅を訪ねてみてください。
次は倶知安駅です。